先月末より韓国ミュージカル「レベッカ」と「皇太子ルドルフ」の
千秋楽を観るためと、
今月26日から始まる「ジーザス・クライスト・スーパースター」の
衣装制作のために韓国へ行っておりました。
私が普段ラッピングをするときにリボン代わりに使っているのが
韓国の韓紙のお店で売っているカラフルな紙ひもなのですが、
なかなか日本で探してもみつけられず、
韓紙のお店がたくさんある仁寺洞(インサドン)へ!
かなり久々に行ったら新しいカフェや雑貨屋さんも増えていて
人もたくさん! 大変賑やかで楽しゅうございました。
カラフルな紙ひももたくさんゲット!
下にひいた水玉のラッピングペーパーはバンコクでゲットしました!
「レベッカ」は2回観たのですが、
1回目は前の席のカップルのいちゃつきにことごとく妨害され
本当によく観られなかったので、千秋楽の日に再チャレンジ。
千秋楽は5列目の席でさえぎるものもなく(笑)堪能できました。
その後の打ち上げではダンバース夫人役のシン・ヨンソクさんのお友達で
遊びにいらしてたぺ・ヘソンさん(初演のMOZART!でナンネール役)と
久々にお会いでき、私もハンさんも大好きな女優さんなので
いろいろお話できて嬉しかったです。
私が以前にbuanobiのポーチを差し上げたのを
今でも大事に使ってくださっているとおっしゃってくださり感激!
差し上げたことも忘れていた私は恐縮しておりました(笑)
今だに何を差し上げたか思い出せず悶々としていますが…
とにかくいつも優しくしてくださるヘソンさんとまた作品で
ご一緒できることを願うばかりですね。
「皇太子ルドルフ」は昨年ソウル公演を観たのですが、
デザイナーのハンさんがまだ一度も客席から観ていないというので、
ソウルから電車で1時間ちょいくらいの
天安(チョナン)までわざわざ観に行ってきました。
私達が観る回が偶然私が好きなパク・ウンテさんと
赤坂でミュージカルコンサートを終えたばかりのオク・ジュヒョンさんの
地方最後の公演で、アドリブも飛び出すラストらしい特別な公演でした。
アンサンブルの皆さんも他のキャストの皆さんもソウルで観たときより
さらに上手くなっていましたし、ウンテさんご自身も地方公演で
ようやく役をつかめ、最後の公演が一番よくできたと反省(?)
しておりました(笑)
以前にモンテクリストの地方公演を観に
済州島に行ったときも思ったのですが、
いいですよ地方公演も(めったに済州島までは行かないですけどね)
今回の天安は本当に周りになにもない田舎で、客席も半分くらい
空席でしたが、それはそれでゲネプロを観ている感じで(笑)
お得感がありましたし、オススメです地方公演の大楽。
さてさてジーザス・クライスト・スーパースター(以下JCS)ですが
ハンさんも私もクリスチャンではないのでキリスト教の勉強から
始めないといけませんでした。
私は中野京子さんの「怖い絵」シリーズが好きでしたので、
キリストものはなかったかと調べたら
「名画と読むイエス・キリストの物語」をみつけ、
羽田から金浦へ向かう飛行機の中で読み始めたら夢中になって
韓国に着いたときにはすっかりキリストの世界にはまっていました。
もしこれから初めてJCSをご覧になる方がいらしたらオススメですよ!
堅苦しくなく面白く読めますので。
そして今回のJCSは曲のアレンジがめちゃくちゃかっこいいです!
振付けもいいです!
公式サイトで動画が観られますので気になる方は聴いてみてください。
正直初めて音源を聴いた時はアメリカで何度もJCSの舞台に立たれている
マイケル・リーさんがあまりにも素晴らしく、ウンテさん頑張って!と
思ったのですが、ルドルフが終わりようやく練習に合流したウンテさん
を観たハンさんからウンテさんもマイケルさんに負けず
素晴らしいと嬉しい報告がありました。
また明後日の17日から緊迫している(?)韓国に戻り
残りのJCSの衣装を作ってきます。
なかなか今韓国まで観にいらしてくださいと言えない状況ですが
(ウォンも高くなっちゃいましたし…)レミゼもやっていますし
これからジャック・ザ・リッパーやモンテクリスト、エリザベートと
うちの衣装チームの作品再演も続きますので、観にいらしてほしいですね。